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《インド人は自己肯定感MAX! 細かいことは気にしない》
日本では「自己肯定感を高めることが大切」と言われます。
一方、インドは「言われなくても自己肯定感MAX! 自分大好き!」。
この違いはなぜ?
インドでは子供を全肯定して育てます。
失敗しても「だからダメだっていったのに・・・」と否定されることなく育った彼らは、自己肯定感が高いまま大人になります。
日本では炎上しそうな、ぶっとんだ行動も、インドでは日常風景です。
これは『屋台を通じて、ちょっとぶっとんだインドの人たちと交流し、人生が変わった男性』のお話。
こんな人におすすめ
- 「何をやってもうまく行かない」と落ち込んでいる人
- 失敗が不安でチャレンジできない人
- 旅先の屋台メシが好きな人
インド人の自由でぶっとんだ仕事ぶりを見て、息抜きしませんか?
気分転換になるかもしれません。
あと、本書はまわりに人がいない環境で読むことをおすすめします。
私は必死に笑いをこらえました!
本の紹介
著者 : 坪和寛久
出版日 : 2020年 12月17日
出版社 : KADOKAWA
著者の坪和さんは、インドに生活拠点を移して7年。(出版時)
日本人向けの不動産や、輸出入業の会社で働いています。
日本で働いていたときは「時間を守れない・集中力なし・メール返信遅い」と、ちょっとイマイチ会社員。
仕事は真面目にこなしているのに、他人と比べるとイマイチな自分にモヤモヤしていました。
そんな坪和さんがインドに移るきっかけは、インドで働く知人の「こっちで働かない?」の一言。
坪和さん、あっさり移住します。
そして出会ったインドの屋台。
一言でいうなら「ヤバイ」。
日本人目線 | 不衛生・大雑把 ⇒ ドン引きの「ヤバイ」 |
坪和さん目線 | ツッコミ所満載 ⇒ おもしろいの「ヤバイ」 |
最初はびっくりしたけれど、慣れるとクセになる。
気がついたら、それなしではいられません。
インド人たちの緩さと自分のイマイチな部分、これがよく似ていると気づいた坪和さん。
「そのままでOKだよ」とマインド転換、人生が好転しはじめます。
この本に惹かれた理由3つ
私がこの本に惹かれた理由3つ。
- タイトル
- 表紙
- 「人生大逆転」
まずこの強烈なタイトル、『今日ヤバイ屋台に行ってきた』。
「なにそれ!?」と食いついてしまいました。
ゲテモノ料理でも出てくるのかと・・・。
まぶしいほどのオレンジに、昔のインスタントカメラのような画質の写真。
切り抜いた写真が、中高生の女の子がつくったコラージュみたいで懐かしさをおぼえました。
学生時代、コルクボードに切り抜いた写真を貼ることが流行っていたなぁと。
なので親近感から、気楽に読めそうな印象を受けました。
この本を見つけたとき、なかなか結果の出せない仕事に悩んでいました。
だからか、表紙の「メシ食って人生大逆転」が刺さりました。
そんなことで変わるの?と。
印象に残った3つのこと
印象に残ったところは。
- 「思い出」・「黒い妖精」
- You Tube画面の切り抜き
- 出会ったインドの人々
「思い出」は調理器具やコンロに残る残飯。(食べ残しではありません)
「黒い妖精」は飛び交うハエのこと。
残飯と表現するより、前の客の「思い出」と。
例➞フライパン残る「思い出」をバケツの水で洗い流す
みんな気にしていないなら、自分にしか見えない「黒い妖精」と。
ネガティブ➞ポジティブに変換する言い回しが好きでした。
このほかにも、坪和さん独自の言い回しがたくさんあって、おもしろいです。
本書は坪和さんのYou Tube『今日ヤバイ奴に会った』から印象的なエピソードを収録したものです。
ほとんどのページが、You Tube画面の切り抜きと、文章で構成されています。
動画では流し見しそうなものも、写真になると、どのお店にもコンロに残る「思い出」がしっかり見えます。
テロップ入り写真が並んでいると、まるでパラパラ漫画のようで、クスッと笑ってしまいます。
インドの、日本と異なる価値観がたくさん出てきます。
困ったときの乗り切り方、他人の屋台で勝手に貸し借り、家族や友達との付き合い方。
どれも、日本人の私にはありえないものでした。
でも、理由を知ると「日本もこうであればいいのに・・・」と思えるものばかりでした。
インド的な考え方なら、肩の力が抜けてもっと気楽に生きられそうです。
本を読み終わって
この本を読み始めたとき、残業とうまく行かない仕事に悩んで、疲れていた私。
ですが、読み始めてすぐに声を出して笑っていました。
そしてそのまま、数ページしか読んでいない本を見せて、家族に
これめっちゃおすすめ!
読んでみて!
と勧めていたのです。
細かいことや人の目が気になる私は、気を張っていることが多く、疲れてしまいます。
でもインド的な考え方を知り、屋台で働く人々のエピソードを見て、
もっと気楽に構えてもいいのかなぁ
と考えが変わりました。
まとめ
「自分は他の人より劣っている」と悩んでいた坪和さん。
彼がインドの屋台を通じて日本とは違う価値観に触れ、「このままでもいいんだ」と自分を肯定していくお話です。
仕事より家族や友達を優先し、まわりに迷惑をかけること前提で社会が回っているインド。
これがヤバイ屋台の姿です。
- 「何をやってもうまく行かない」と落ち込んでいる人
- 失敗が不安でチャレンジできない人
- 旅先の屋台メシが好きな人
こんな人におすすめです。
屋台メシが楽しめて、クスッと笑える。
肩の力が抜けて前向きな気分になれますよ!